松本人志、第2回監督作品は「しんぼる」!カンヌは最初から狙ってます!
19日、沖縄国際映画祭の会場で、松本人志の第2回監督作『しんぼる』の製作発表会見が行われ、その全ぼうが松本自らの口から明かされた。
開口一番「こんな大げさにしたくなかったんですけどね。大人の事情で……」と坊主頭を照れくさそうになでながら登場した松本。2007年カンヌ国際映画祭監督週間部門に正式招待されるなど、国内外で大きな話題を呼んだ前作『大日本人』に続く待望の監督第2作目とあって、会場のマスコミたちからは新作についての質問が相次いだ。前作同様海外に出品するのかという問いについて、「今回は前回と違って、最初からそのつもりで作った」と監督としての風格十分な松本。すでにカンヌには映画の存在を伝えたそうだが、具体的な動きについては明かしてはくれなかった。
そして、気になる映画の内容についてだが、前回同様内容は明かさないまま公開……ということはなさそうだ。松本は隠すそぶりも見せず、「閉じ込められた男が脱出を図るんですけど、そこでいろんなことに巻き込まれていくというか、巻き込んでいくというか。まぁ、ほとんど僕しか出てないんです(笑)」と松本メインの作品であることを教えてくれた。「ほかにはそうですね、ある外人が出てくるくらいです。申し訳ない……」と語りつつ、「本当は主演することもしぶったんですけど、周りにいなくて。これも大人の事情です(笑)」と裏事情まで教えてくれた。
本作は2008年の9月にクランクインし、4月にクランクアップ予定。ほぼ出来上がった作品について、松本は「手ごたえを感じています。どの星にだしても恥ずかしくない作品」と豪語した。ちなみに、言語はほとんどなく、言葉が通じない国の人が見ても何か感じてくれる作品に仕上がっているそうだ。オフィシャルサイトは19日の夜20時から公開し、映画の公開は2009年秋を予定している。