死亡したナターシャ・リチャードソン、生前の希望で臓器提供
スキー事故で頭を打ち、脳と頭がい骨の間に血液が溜まる硬膜外血腫で死亡したナターシャ・リチャードソンが、臓器提供者になっていたとピープル誌が報じた。
ナターシャは生前から臓器提供を望んでいたらしく、ニューヨークの病院で生命維持装置を外す際、家族が提供を申し出たという。「とてもナターシャらしい」と友人は語り、臓器移植で誰かが救われれば、この悲劇から何かしら良いことが生まれるとコメントしている。ちなみに、ナターシャとリーアム・ニーソンのスポークスマンは臓器提供について何も発表していない。
ナターシャの葬儀はニューヨーク郊外のミルブルックにある教会で執り行われ、リーアムと二人の子どもたち、母ヴァネッサ・レッドグレーヴ、妹ジョエリー・リチャードソンのほか、ティモシー・ダルトン、レイフ・ファインズ、アラン・リックマンなども参列した。