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クライヴ・オーウェンにインタビュー!気になるジュリア・ロバーツとの相性は?

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クライヴ・オーウェンとトニー・ギルロイ監督
クライヴ・オーウェンとトニー・ギルロイ監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki

 最近、次々と話題作に出演しているクライヴ・オーウェンと、映画『フィクサー』で有名なトニー・ギルロイ監督が、新作映画『デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~』について語ってくれた。本作は、企業スパイとして敵対していた元CIAのクレア(ジュリア・ロバーツ)と元MI6のレイ(クライヴ)が恋に落ち、互いに協力して大企業を相手にひともうけしようとするサスペンスコメディー。

 本作の企画は数年前から始まっており、その経緯についてトニー監督は「6年ほど前、ある友人からスティーヴン・ソダーバーグ監督を紹介されたんだ。彼は『スパイ映画を作りたい。スパイは常にウソを付かなければならない職業だから、心の中は不安だったり不誠実なんだけれど、それでも恋に落ちてしまうような話を撮りたい』と言っていたんだ。それを聞いた僕は、そのアイデアを企業スパイに当てはめて、娯楽作品にしたいと思った。あのときの彼との会話がすべての始まりだよね」と語った。

 クライヴは「脚本はむしろ本能的に読んでいるんだ。最近はセンスのいいセリフが書かれた脚本に出会うのは非常にまれなんだよ。だけど今回の脚本は、セリフやストーリーが面白く、一回読んだだけで全体を把握することができた。そんなの当たり前だと思うかもしれないが、ハリウッドのサスペンスものは一度読んだだけじゃ理解できないものが多いんだよ。読み終えた瞬間にエージェントに電話をしたくらいハマったんだ。この役が誰かに渡ってしまたら悔しいと思ったんだ」と語り、本作にゾッコンという感じだった。

 映画『クローサー』以来のジュリア・ロバーツとの共演については「『クローサー』でのシーンは、感情的で暴力的な発言がある不愉快なシーンだったが、セットでは非常に仲良くやっていたんだ。それに、今回の役は非常に彼女に適したものでもある。自分の好きな女優と仕事ができるのは最高さ」とクライヴはコメントした。本作での二人の息の合った演技はまさに抜群で、このスリリングなサスペンス映画をより魅力的にしている。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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