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セザール賞5部門ノミネートのミュージカル『パリス36』主演女優が激白!

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クリストフ・バラティエ監督とノラ・アルネゼデル
クリストフ・バラティエ監督とノラ・アルネゼデル - Photo:Nobuhiro Hosoki

 フランスのセザール賞で、5部門にノミネートされた映画『パリス36』(英題)について、クリストフ・バラティエ監督と主演女優ノラ・アルネゼデルに話を聞いた。本作は、第二次世界大戦中、パリのモンマルトルにある劇場を舞台に繰り広げられる人間模様を描いたミュージカル作品。

 「実は、僕の両親だけでなく、祖父母も映画や舞台などに出演していた俳優だったんだよ。この作品で描かれた世界で育ってきたため、エンターテインメントは、いつも僕の中心だった。キャラクターも、祖父母から過去に聞いていた記憶をたどりながら生み出したキャラクターだし、僕にとっても思い入れの深い作品でもあるんだよ」と話すクリストフ監督。

 フランスの名優ジェラール・ジュニョとの共演についてノラは「ジェラールは名優なのに、リハーサルの段階で一生懸命演じてくれたの。常にベストの演技を自分から引き出すために、何時間でも演じ続けるのよ。とにかく完ぺき主義者なの!」と語り、名優との共演に喜びを隠せない様子だった。

 一方、クリストフ監督はクリント・イーストウッド監督作品の撮影監督も務めるトム・スターンとの仕事について「フランスの撮影監督は、自然光を使った撮影を好んでするため、別の国の撮影監督を今回は使おうと思ったんだ。僕は、今は亡き名撮影監督コンラッド・L・ホールが撮影を担当した、映画『ロード・トゥ・パーディション』が好きで、そこで照明をやっていたのがトムだったのさ。それにトムの奥さんがフランス人だから、アプローチしやすかったしね。光と影を使い分けた素晴らしい画を撮ることのできる最高の撮影監督だよ」と絶賛していた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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