『トランスフォーマー/リベンジ』監督がネタバレ!嫌いなキャラに死んでもらった!
熱血な気性で泣く子も黙る、映画『トランスフォーマー』で有名なマイケル・ベイ監督が、6月20日に公開される映画『トランスフォーマー/リベンジ』のネタバレをしてしまった。
毎年ラスベガスで行なわれているShoWest(ショーウエスト)と呼ばれる映画業界コンベンションでヴァンガード賞という、最前衛のフィルムメーカーに贈られる賞を受賞してご満悦のマイケル・ベイ監督が上機嫌のさなかMTVに語ったところによると、新作トランスフォーマーでは正義の味方オートボットの間に犠牲者が出るらしい! (ここから先はネタばれになりますので知りたくない方は注意)
新作『トランスフォーマー/リベンジ』にはたくさんの新しいロボットたちが出てくるが、その中でも紅一点、ピンクのオートボットであるアーシーはすでに話題の的。原作アニメの『トランスフォーマー』では、“サイバトロン軍団”(オートボットのこと)の女性戦士としてファンも多かった。新作では、ヒロイン演じるメゲン・フォックスが操るピンクのオートバイが変身してアーシーになると言われており、公開前から話題にこと欠かないロボット・キャラだった。
しかし、アーシーの話が出るとマイケル監督は、いじめっ子の面構えに……。「実はね、僕、アーシーが嫌いだったんだ」と意外な発言。そして、こう付け足した。
「だからね、アーシーにはあの世へ行ってもらった」
「え~~っ!?」というファンの声が聞こえてきそうだ。マイケル・ベイ監督は「ほら、よくあるじゃない? イイと思って雇った俳優がイケてなかったり、大して期待してなかった俳優がすごく良かったりさ。それと同じことさ」というのはマイケル監督の説明。
この後、アーシーとミーガン・フォックス演じるキャラクターとのつながりを質問されたマイケル監督は、ミーガンのキャラはアーシーとはまったく関係ないらしいので、ファンの方はご安心をとコメントしてくれた。
さて、自らネタバレを披露したマイケル監督だが、『リベンジ・オブ・ザ・フォールン』(失われた者への報復)という原題の由来は、彼が暴露したアーシーの非業の死にありそうだ。
特殊効果チーフを務めるILM社のスコット・ファラー氏いわく、「マイケルはすさまじいよ! この作品は、『地獄の黙示録』と『ベン・ハー』が合わさったようなスケールさ!」と語る。
40体近くのロボットが世界中を舞台にしてバトルを繰り広げる『トランスフォーマー/リベンジ』。今から公開が待ち切れない!