『スパイダーマン』のスピンオフ映画『ヴェノム』始動!脚本家決定
映画『スパイダーマン3』で登場したスパイダーマンの敵ヴェノムを主人公にしたスピンオフ映画に関しては以前からうわさされていたが、ソニー・ピクチャーズが正式に『ヴェノム』(原題)の脚本家を雇ったことが明らかになった。映画サイトSci-Fi Wireが伝えたところによると、ポール・ワーニックとレット・リースの二人が『ヴェノム』(原題)の脚本を執筆するとインタビューで答えたとのこと。ポールとレットの二人は、ソニーが今年の10月にアメリカで公開するホラー・コメディー映画『ゾンビランド』(原題)で注目を浴びている新進の脚本家コンビで、同作はウディ・ハレルソン、アビゲイル・ブレスリン、エマ・ストーン、アンバー・ハードが出演し、ゾンビに埋め尽くされた世界で生き残った人間たちがゾンビと戦う姿をコミカルに描いていく。
二人はすでに脚本の執筆を開始していて、ストーリーの詳細は極秘なため明らかにはできないとのこと。『スパイダーマン3』でトファー・グレイスが演じたヴェノムは登場シーンが少なく目立たなかったが、原作ファンの間ではヴェノムはダークヒーロー的な側面を持つかっこいい悪役として高い人気を誇っている。ポールとレットもファンからの反響が気になるようで、「もちろんだよ。(ファンからの批判に)おびえているよ」と神経質に笑いながら答えた。トファーがスピンオフ映画でもヴェノムを演じるかどうかはわからないが、コスチュームやアクションシーンがどのようになるか楽しみだ。