名倉潤、目指すはボリウッドデビュー!?「インド顔じゃなくてタイ顔ですが…」
15日、東京ミッドタウンのGAGA試写室にて映画『スラムドッグ$ミリオネア』公開直前大ヒット祈願試写会が行われ、ネプチューンの名倉潤が登場した。
公開3日前に宣伝隊長に就任という、異例の抜てきとなった名倉。登場するなり場内からは笑い声が聞こえ、「顔で選ばれました!」と皆が薄々感じていたことを自ら宣言した。映画が大好きで家にはシアタールームも完備しているという名倉は「東南アジアの映画ばかり仕事が来るんですよ(笑)。ずっと断ってきたんだけど、これは本っ当にいい映画だったから引き受けようと決めました」と本作に非常に感銘を受けたという。また、「本当はインド顔じゃなくてタイ顔なんですけど。僕はハリウッドからのオファーをけってでもボリウッドに出たいです」「(劇中の音楽も)日本人にとっての演歌みたいにしみる。インドの血が騒ぐ」「スラム街の子どもたちを見ていると、自分の小さいころを見ているようでノスタルジックな気持ちに……」と自虐ネタ満載の感想に観客は爆笑。純日本人ながら、自分と容姿の系統が似ているインドの人たちを見ると、自然と魂が震えてしまったようだ。
続けて名倉はインド人の子どもたちと一緒に、アカデミー賞歌曲賞を受賞した主題歌「JaiHo」に乗せてダンスを披露。大拍手が巻き起こったが、何と「ぶっつけ本番でした」と暴露。「恥ずかしかったです。でもできるもんですね。この曲も大好き! やっぱり血が騒いだんでしょうかね(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
『スラムドッグ$ミリオネア』は、インドにある世界最大規模のスラム街で出会った少年ジャマール(デヴ・パテル)が、小さいころに生き別れた女の子(フリーダ・ピント)に再会したい一心で「クイズ・ミリオネア」に出場する。低予算のインディーズ映画ながら、アメリカのアカデミー賞をはじめ、さまざまな映画祭で賞を総なめにした感動作だ。
映画『スラムドッグ$ミリオネア』は4月18日よりTOHOシネマズシャンテほかにて全国公開