マックG監督、ブロードウェイ・ミュージカル「春のめざめ」を映画化
6月13日から日本で公開される映画『ターミネーター4』のマックG監督が、ブロードウェイの人気ミュージカルを映画化するかもしれない。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、マックGがブロードウェイ・ミュージカル「春のめざめ(スプリング・アウェイクニング)」を映画化しようと舞台で作詞を担当したスティーヴン・セイターと企画を進めているそうだ。映画版では、マックGは監督のほかプロデューサーとしても参加する予定だ。これまで映画『チャーリーズ・エンジェル』シリーズやテレビドラマ「The OC」「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」を手掛けてきたマックG監督とミュージカルは結びつかないが、ミュージックビデオやCM界で成功を収めてきた監督は、少年少女たちの葛藤(かっとう)をロックに乗せて描くという本ミュージカルに興味を持ったのかもしれない。
ミュージカル「春のめざめ」は、19世紀末のドイツを舞台に、息苦しく退屈な毎日を送る若者たちの性の目覚めや思春期の悩みを描き、その過激な性描写から議論が巻き起こった衝撃作だ。日本でもスティーヴン・セイターが脚本を担当し、劇団四季により5月から公演が行われる。