日本のネットユーザーが選ぶクチコミ映画!クチコミアワード決定!
日本最大級のポータルサイトYahoo! Japanの映画コンテンツYahoo!映画で実施されていた「Yahoo!映画クチコミムービーアワード」の結果が発表され、グランプリは『ダークナイト』に決定した。
このアワードは2008年にユーザーが書き込んだ映画レビューの数が多かったり、評価が高かったものを10本ノミネーションし、最終的にはその10本からユーザーの投票によってグランプリを決めるというもの。評論家や一部の関係者による投票で決められたアワードとは異なり、日本最大級のアクセス数を誇るサイトの開かれた状況で行われた投票だけに、選ばれた映画の評価に対する信ぴょう性は高いといってもいいだろう。
得票数1位の『ダークナイト』は、2位以下を大きく引き離し見事グランプリに輝いた。2位はアカデミー賞で日本中をわかせてくれた『おくりびと』と、上位はこれまで国内外で行われてきた数々のアワードの結果とユーザーの選ぶ映画にズレがないことがわかる。7位の、エイミー・アダムスがおとぎ話から抜け出て現実世界で奮闘する『魔法にかけられて』と10位のモーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンの共演で描く人間賛歌『最高の人生の見つけ方』が入っている以外はすべて邦画で占められているところは、映画サイトでの投票ではあるが、Yahoo!という圧倒的に利用者数の多いサイトであることからマニアックではなく、より一般的な嗜好(しこう)に近いことがうかがえる。
そのほかアワードでは、笑える部門、泣ける部門、ファンタジー部門、ロマンチック部門、スペクタクル部門、セクシー部門、恐怖部門と部門別の順位も決定。それぞれの1位は以下の通り。
笑える部門…………『デトロイト・メタル・シティ』
泣ける部門…………『おくりびと』
ファンタジー部門…『魔法にかけられて』
ロマンチック部門…『花より男子ファイナル』
スペクタクル部門…『ダークナイト』
セクシー部門………『ウォンテッド』
恐怖部門……………『ダークナイト』