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リアリティー番組の先駆け的ミュージカルの舞台裏に迫った作品を日本人キャストが語る!

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高良結香とバイヨーク・リー
高良結香とバイヨーク・リー

 名作ブロードウェイ・ミュージカル「コーラスライン」リバイバル公演のオーディションに集まったダンサーたちの姿をとらえたドキュメンタリー映画『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』に出演した日本人唯一のキャスト高良結香と、オリジナル版でコニーを演じたバイヨーク・リーに話を聞いた。

映画『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』

 リバイバル公演でコニーを演じた高良は、バイヨークとの共通点を流ちょうな英語でこう語る。「5歳のときにバレエを始めて、ずっとバレリーナになるつもりでいたのですが、周りからお尻が大きいと言われたり、身長も150センチもないくらい小さいんです。まず、そこがバイヨークと似ているんですよ(笑)。それに内に秘めたタフな精神を持っていること。これはバイヨークによって引き出されたものですが、彼女の『どんなことがあっても、わたしはわたし!』という言葉を教訓としています。沖縄から出てきて、今もニューヨークの舞台で活躍したり、役のために挑戦し続けています。それは、バイヨークがチャイナタウンから出てきてこれまでに戦い続けてきたことと同じなんです」。

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 バイヨークは最近のテレビのはやりに触れ、「わたしたちの『コーラスライン』こそが、初のリアリティー・ショーと呼べるものじゃないかしら(笑)? テレビ番組『アメリカン・アイドル』『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』でもそうなんだけれど、人は人が好きなのよ! リアリティー番組みたいなことを35年も前にやっていたことを、わたしは誇りに思っているわ」と述べてくれた。

 最後に高良は今後について「音楽とダンスの両方をやっています。体がいい状態でいる限りは、ずっと続けたいと思っています。8月までアメリカでブロードウェイ・ミュージカル『レント』のツアーをしていて、それが終わったら、テレビドラマのオーディションをしているかもしれません。挑戦することはやめませんよ!」と笑顔で語ってくれた。今後の彼女の世界的な活躍に期待したい。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

DVD『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』は松竹より発売中(税込み:4,935円)

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