超面白いと評判の新『スター・トレック』、主演クリス・パインはポストブラピに決定!
「ブラッド・ピットの再来か?」と注目を集めているクリス・パインが、ジェームズ・T・カークを演じた映画『スター・トレック』について話してくれた。
トレッキーと呼ばれる熱狂的なファンを世界中に持つ『スター・トレック』シリーズ。過去に何度も映画化されてきたシリーズでもあるが、本作はテレビドラマ「LOST」シリーズや映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』など驚異の映像体験を世に送り出したJ・J・エイブラムス監督が新たに生み出した作品だ。
トレッキーの間でカリスマ的人気を誇るキャラクターであるキャプテン・カークの若き日を描いた本作で、血の気盛んな若きカークに抜てきされたのが、2009年にShowestの明日のスター賞を受賞し、ポストブラピとの呼び声高いクリスだ。この賞は過去にブラッド・ピットやシャイア・ラブーフも受賞しており、ハリウッドでのクリスの評価はうなぎ上りといえる。
初来日となったクリスに、東京の第一印象を聞いてみると「ああ、まさに映画『ブレードランナー』さ」との答えが返ってきた。続けて「不夜城、メトロポリス」と心底驚いた様子で、「とにかく大都会」とあどけない笑みを見せる。俳優として高い評価を受けるクリスだが、熱狂的ファンを持つ本作への挑戦には並々ならぬプレッシャーがあったという。「もちろんすべてのファンが認めてくれるとは思わないよ。けれどファンたちにわかってもらうことが僕の目標でもあったんだ。それに僕らが作り上げたものは、新しい世代にもウケる、新しい『スター・トレック』なんだよ!」。
エイブラムス監督は、激しいアクションも難なくこなし、見事カークを演じ切ったクリスを「次世代のスター」と絶賛する。すでに日本でも女性ファンを増やしつつあるクリスは、今後も出演作がめじろ押し。この快進撃が続けば「クリス・パインの再来か?」と呼ばれる俳優が登場する時代もそう遠い未来のことではないだろう。
映画『スター・トレック』は5月29日より丸の内ルーブルほかにて全国公開