ダニー・ボイル監督、『スラムドッグ$ミリオネア』の収益をムンバイに寄付

オスカーを8部門受賞し、世界中で大ヒットするなど話題をさらっている映画『スラムドッグ$ミリオネア』だが、この映画の監督であるダニー・ボイルが、撮影地となったムンバイのスラムに暮らす子どもたちの生活水準を上げるための5年計画チャリティーに、映画の収益から50万ポンド(約7,400万円)の寄付をすると発表した。
この映画は無名の俳優を使い低予算で作られたが、2月のアカデミー賞で作品賞に輝いたのみならず、世界中で大ヒットを記録している。ダニー監督は、「ムンバイの人々に撮影で大変温かく迎えてもらったことを考えれば、この映画の成功の一部はムンバイで最も援助を必要とする地域に返されるべきだ」と声明の中でコメントしている。