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ジャッキー・チェンの発言、波紋広がる…「中国人は制されるべき」

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ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェン

 ジャッキー・チェンが、中国人は政府によって統制されるべきだと語り、波紋が広がっている。

映画『新宿インシデント』

 2008年の北京オリンピックでは開会式・閉会式の両方に出席し、中国政府から熱くもてなされているジャッキーだが、海南島で行われたフォーラムで、新作映画『新宿インシデント』が中国で上映禁止となっていることを踏まえ、中国本土での検閲について質問され、「自由があるのがいいことかどうか、僕にはわからない。自由が過ぎると、今の混沌とした香港のようになるし、台湾も無秩序だ」とコメント。「僕はだんだん、中国は統制されているべきと考えるようになってきた。規制がなければ、何でも好き放題になってしまう」と語り、中国人の出席者から大きな拍手でたたえられた。一方、名前の挙がった香港と台湾では怒りの声が上がり、香港の議員からは「彼の発言は中国の人々を侮辱している。中国人はペットではないし、人権を守る民主主義システムやルール、法が必要だ」と反発が強まっている。フォーラムには中国首相の温家宝氏が出席していたこともあり、政治的な影響もあるのではと言われている。

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