『DRAGONBALL EVOLUTION』のジェイミー・チャン、ザック・スナイダー監督次回作へ出演
鳥山明の人気漫画「ドラゴンボール」を実写映画化した映画『DRAGONBALL EVOLUTION』でチチを演じたジェイミー・チャンが、映画『ウォッチメン』のザック・スナイダー監督の次回作へ出演することが明らかになった。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』写真ギャラリー
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ジェイミーとジェナ・マローンがワーナー・ブラザーズの新作映画『サッカー・パンチ』(原題)へ出演するとのこと。同作は、マシンガンを持った「不思議の国のアリス」と呼ばれている強いヒロインたちを主人公にしたアクション映画で、悪魔のような義父によって精神病院へ入院させられ、5日後にロボトミー手術を受けさせられる女の子ベイビー・ドールが、現実逃避のために作り出したファンタジーワールドで助かるために仲間とともに奮闘する痛快なストーリーだ。ジェイミーとジェナは、降板したエマ・ストーンとエヴァン・レイチェル・ウッドの代役で、主人公と同じ精神病院の入院患者で、一緒にファンタジーワールドへ旅立つ仲間を演じる。主人公のベイビー・ドールを演じる予定だったアマンダ・セイフライドも降板しており、映画『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』のエミリー・ブラウニングが代役を務める。ヴァネッサ・アン・ハジェンズとアビー・コーニッシュも主人公の仲間役で共演し、撮影は今秋から開始される予定で、2010年10月8日の全米公開を予定している。
『ウォッチメン』の成功からザック監督次回作となる『サッカー・パンチ』(原題)は製作前からかなり期待が高まっていたが、出演が決まっていたアマンダ、エヴァン、エマの3人が相次いでスケジュールの問題を理由に降板したことから、トラブルが起きているのではと心配されていた。今回3人の代役が明らかになり、ひと安心といったところだろう。