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ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナ、新作映画ではサッカー選手に!

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ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナ
ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナ - Photo:Nobuhiro Hosoki

 ガエル・ガルシア・ベルナルディエゴ・ルナ共演の映画『天国の口、終りの楽園。』から約8年、再び彼らが共演した新作映画『Rudo y Cursi』(原題)について、二人がトライベッカ映画祭とタイアップしているApple Store(アップルストア)のイベントで語ってくれた。

 本作は、メキシコの片田舎に住んでいた二人の兄弟、ベトゥー(ディエゴ)とタトゥー(ガエル)が、ある日プロサッカーのスカウトマンから声を掛けられ、お互いがプロ・サッカーチームに入るのだが、慣れない環境下と突如手にした名声で、二人のきずなに変化が生じるというストーリー。

 カルロス・キュアロン監督の出演について「カルロス監督からサッカーを扱った映画を撮りたいと言われたんだよ。僕は、真っ先に飛び上がって喜んだんだ。子どものころは、ほとんどのメキシコの子どもと同じように、プロのサッカー選手になりたいと思っていたからね。だから、ようやく映画でプロサッカー選手を演じられるし、少なくともプロ選手の感覚が味わえると思ったんだ。でも、この映画は兄弟の関係に焦点を置いていて、結局はカルロス監督にだまされたけどね(笑)」とガエルは語る。

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 ちなみに、二人ともサッカーが大好きとのこと。「僕らは、一緒のチームで毎週土曜日にサッカーをしていたんだ。お互いに、それほどうまくはないが、それなりにさまになっていたと思う。ただ、僕はこれまでゴールキーパーに挑戦したことがないにもかかわらず、何とかCGを使わずにプレーすることができたんだ(笑)。ちなみに制作費のほとんどが、ガエルのけったボールの軌道を描くCGとして使われたんだ! ガエルは本当にすごいよ。僕がボールや人に向かって演技をしているのに、何もないブルー・スクリーンの前で演じているんだからね……」と冗談を交えながら語るディエゴ。

 『天国の口、終りの楽園。』以来の共演については「あの映画以来、いろんな脚本家から、違った場所で展開する設定の続編のような脚本を何度も読まされた。でも全部バカげたものばかりだったんだ。僕らは実際に共演はしていなくても、映画『シン・ノムブレ』(原題)などを共同プロデュースするなど、一緒に活動はしていたんだよ。プロダクションを設立したり、メキシコでドキュメンタリーを中心にした映画祭も始めたんだ。今回、また共演できて本当にうれしいよ」とディエゴが語る。

 ジョークばかり飛ばす二人の姿は、まさに『天国の口、終りの楽園。』のキャラクターそのもの。今後の活躍にも期待したい。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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