ロンドンで女子オタクの集い!『20世紀少年<第2章> 最後の希望』で閉幕
4月29日からロンドンで開催されていたSCI-FI-LONDONが、5月4日の映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望』のクロージング上映をもって閉幕した。
ザ・ロンドン・インターナショナル・フェスティバル・オブ・サイエンス・フィクション・アンド・ファンタスティック・フィルムという長い名称の本映画祭は、その名が示す通り主にSF映画が上映され、中でも日本映画の人気が高い。第8回となる今年も、イギリスでのお披露目となったクロージングの『20世紀少年<第2章> 最後の希望』や、映画『クローンは故郷をめざす』が映画祭の呼びものとして紹介された。
個性的なイベントも多く、今回、目を引いたのはロンドン・ギーク・ガール・ディナーズ。ロンドン女子オタクの集い、というところだが、人間の体とは? を追及する医師レイチェル・アームストロングを講師に迎えた講演会。女子のためのイベントだが、その女子に招待されたメン・ギーク(男子オタク?)も参加OKとのこと。本映画祭とガール・ギーク・ディナーズという団体とのコラボレーションで開催された。科学好き女子が集まって2005年にロンドンで作られたこの団体、今では、イギリスをはじめ欧米各国に50を超える支部を持ち、イベント開催、交流をしている。科学に限らず、ソフトウェア、アート、出版などの分野にハマッている女子がメンバーだそう。女子オタクは世界中にいるということか?(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)