やっぱり『ターミネーター4』に全裸でシュワちゃんが登場!サラ・コナーも復活!
アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作となった大ヒットSFアクションの新生シリーズ第1弾、映画『ターミネーター4』に元祖ターミネーターのシュワルツェネッガーこと、シュワちゃんが出演しているか否かがネットなどで話題になっていたが、このたび本編にしっかりと登場していることがわかった。
現在はカリフォルニア州知事となっているシュワちゃんが、すでに公開された3作目までの映画『ターミネーター』シリーズに出演しなかったことはなく、当然ファンの間では新生『ターミネーター』には登場するのか? と論議の的だった。このたび6月13日の公開を目前に控え、とうとう本編も出来上がり、その全ぼうが明らかになった。
シュワちゃんが登場するのは物語の後半、主役のジョン・コナーが機械軍スカイネットに乗り込んで行き、捕らわれの身となった父親のカイル・リースを探しているときだ。全裸のシュワちゃん型ターミネーターのT-800が現れ、ジョンに襲い掛かってくる。
勢いよく現れるシュワちゃんだが、よく見るとやけに若い。実はこのT-800の体は、ボディービルダー、ローランド・キッキンジャーさん。顔の部分のみシリーズ1作目のシュワちゃんをCGで合成して作ったものなのだ。
関係者によると、当初、製作サイドはシュワ知事に正式に出演のオファーをしたものの、公務が多忙なためオファーを断られ、デジタルでの出演をOKしたとのこと。しかし、今回登場するシュワちゃんが実物ではないと言われてみて、初めてわかること。最新の映像技術は本人が(しかも若返った)あたかも出演しているかのような映像を見せてくれる。
またシリーズ第3作ですでに亡くなっていたジョンの母親、サラ・コナーが声のみの出演を果たしていることもわかった。サラは息子のジョンのためにスカイネットに支配された未来の世界を予想しテープでメッセージを残している。「わたしはサラ、息子のジョンに、お前に何を伝えるべきか決めるのは難しい」など本物のサラの声が聞こえてくるのだ。クリスチャン・ベイル演じるジョンは、何度もそのテープを聞き返す。ファンには鳥肌ものだ。
『ターミネーター』シリーズの日本での興行収入は、映画『ターミネーター3』が82億円、映画『ターミネーター2』は95億円と、いずれも大ヒット。『ターミネーター4』は果たして低迷している洋画の救世主になれるだろうか。
なお、6月4日はジョン役のクリスチャンが来日。『ダークナイト』以来約11か月ぶりだ。ほかにもジョンの妻ケイト・コナー役のブライス・ダラス・ハワード、抵抗軍のパイロット ブレア・ウィリアムズ役のムーン・ブラッドグッド、そして監督のマックGら5名が来日する。
映画『ターミネーター4』は6月13日より全国公開