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ジム・キャリーとユアンがゲイカップル!カンヌで異例の上映

第62回カンヌ国際映画祭

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グレン・フィカーラ、ジム・キャリー、ジョン・レクア監督
グレン・フィカーラ、ジム・キャリー、ジョン・レクア監督 - Photo:Harumi Nakayama

 ジム・キャリーユアン・マクレガーがゲイカップルを演じることで話題の映画『アイ・ラブ・ユー・フィリップ・モリス』(原題)が現地時間19日、第62回カンヌ国際映画祭「監督週間部門」で上映され、キャリーとグレン・フィカーラジョン・レクア監督が舞台あいさつを行った。

 同作品は、妻子も、警察官という堅い職業に就き模範的な生活を送っていたはずのスティーブン(キャリー)が、ある日、自分に正直に生きようとゲイであることをカミングアウト。セクシーなボーイフレンド(ロドリゴ・サントス)に金品を貢ぐために覚えた詐欺で刑務所入りするも、そこでフィリップ・モリス(マクレガー)と運命的な出会いを果たすという、実話を基にしたラブコメディ。

 すでに、今年1月のサンダンス映画祭で上映されているが、評判を呼び、プレミア上映が基本のカンヌでも異例の上映となった。また両監督は、新人監督を対象としたカメラ・ドール賞の対象となっている。観客から大拍手で迎えられたキャリーは「脚本を読んだとき、この映画は『トゥルーマン・ショー』『エターナル・サンシャイン』同様、自分がやるべきだと感じた、数少ない作品だった。エージェントにも、ギャラが少なくても出演を引き受けると言ったんだ」とお気に入りぶりを熱く語った。

 ただしキャリーは今回、『Disney'sクリスマス・キャロル』(11月日本公開)のプロモーションでカンヌ入りしており、「ゆっくりして行きたいんだけど、プロモーションに戻らなきゃ」とちゃっかり宣伝して会場を後にした。(取材・文:中山治美)
 
『アイ・ラブ~』は、来年日本公開予定

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