ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバルで『ザ・マジックアワー』などが上映
6月19日から7月5日までニューヨークで開催されるNYAFF(ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル)の作品選考が終わり、数多くの日本映画が上映されることがわかった。
上映されるのは、堤幸彦監督の映画『20世紀少年』『20世紀少年<第2章> 最後の希望』、原田眞人監督の映画『クライマーズ・ハイ』、三谷幸喜監督の映画『ザ・マジックアワー』、蜷川幸雄監督の映画『蛇にピアス』、橋口亮輔監督の映画『ぐるりのこと。』、佐藤嗣麻子監督の映画『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』など。他国の作品だと、キム・ギドク監督の映画『悲夢(ヒム)』や、インドネシアのジョコ・アンワル監督の映画『The Forbidden Door(ザ・フォービデン・ドア)』(原題)などがある。
オープニングナイトを飾るのは、香港でジョニー・トーとコンビを組んで名をはせたワイ・カーファイの新作映画『Written By(ウェイトン・バイ)』(原題)。過去に反町隆史主演の映画『フルタイム・キラー』や金城武主演の映画『ターンレフト ターンライト』を監督したことでも有名だ。クロージングナイトに選ばれたのは、園子温監督の新作映画『ちゃんと伝える』。日本からは園監督と奥田瑛二が参加予定だ。
また、特別試写では大林宣彦監督の1977年に公開された映画『HOUSE ハウス』が復元プリントで上映され、映画『おくりびと』の滝田洋二郎監督のピンク映画『痴漢電車』シリーズのうち、2作品が上映されることになっている。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)