杉崎美香アナがネグリジェ風ワンピースとスウィートボイスで本の読み聞かせ
フリーアナウンサーの杉崎美香が4日、都内で行われた映画『愛を読むひと』の試写会で朗読の公開収録に臨んだ。
映画のイベントは初めてとあって、最初はぎこちない表情。だが“声のプロ”らしく話すうちに徐々に調子を上げ、「声っていいですよね。皆さんきっと、聞いたら包みこまれるような気持ちになる大好きな声の存在の方がいると思います。だんなさまとか奥さまとかそれ以外の方でも」と声のパワーを訴えた。
朗読を通じて愛を育む男女を描く本作にちなみ、公開記念企画で、杉崎は、日本盲人会連合へ寄贈する朗読CDの公開収録に挑戦した。劇中で朗読される本「犬を連れた奥さん」(チェーホフ作)を一般募集を含む50人がリレー朗読したものをCD収録するもの。ネグリジェ風ワンピースの杉崎は、寝る前の子供に本の読み聞かせをするようなやさしく甘い声で、観客をウットリ聞き入らせた。
一方で、「実はもともと読むことは苦手で、小学校や中学校のころは人前で読むことは絶対にしたくないと思っていましたが、大人になり、上手であることは問題ではなく話を伝えたいという思いや愛情が大切だと気付くことができた」とコンプレックス克服談を明かしていた。
映画『愛を読むひと』は6月19日より全国公開