叶姉妹VS.デヴィ夫人、あわやセレブ戦争勃発!?
映画『愛を読むひと』のジャパンプレミアが10日、東京・恵比寿ガーデンホールで開催され、先ごろ、確執がうわさされたデヴィ夫人と叶姉妹がニアミスした。
その場面は、レッドカーペット・セレモニーでのこと。杉浦太陽や上原さくら、クワバタオハラなど日本人ゲストも多数来場した中、先ごろ、映画のイベントでの確執がうわさされたデヴィ夫人と叶姉妹がすれ違いで到着。両者負けず劣らずの高級ドレスに身を包み、レッドカーペットをかっぽした。結局、顔を合わせることはなかったものの、ゴージャスな装いなどキャラとかぶると互いに意識したのか「今日は来ていらっしゃいますね、フフフ……」と同じ口調で火花を散らし合い、異様な迫力で観客を圧倒した。
一方、舞台あいさつに立ったスティーヴン・ダルドリー監督は、本作でアカデミー賞主演女優賞を初受賞したイギリス人女優ケイト・ウィンスレットについて「とても心優しく、演技だけでなく人として本当に素晴らしい女性だよ」とたたえた。突如、来日がかなわなかったはずのケイトの登場が司会者から告げられると、観客は騒然! しかし現れたのは、最新技術を使い背後が薄く透けたバーチャルケイトで、「行けなくてごめんなさい。すてきな夜を過ごしてね」と心のこもったメッセージを残した。スティーヴン監督は「実は僕もバーチャルだよ! 本体はロンドンにいるんだ!」と空気を読んで巧く答え、会場を盛り上げた。
本作は、本の朗読を通じ愛を確かめ合い深めていく男女の姿を描くラブストーリー。映画『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』などの名作を手掛けたスティーヴン監督最新作。
映画『愛を読むひと』は6月19日より全国公開