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CHEMISTRY堂珍と吉田栄作が呉の子供たちに戦争語る

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子どもたちとひざを並べて語り合った堂珍嘉邦(右)と吉田栄作
子どもたちとひざを並べて語り合った堂珍嘉邦(右)と吉田栄作

 男性デュオCHEMISTRYの堂珍嘉邦吉田栄作が10日、広島・呉市にある展示施設「乙女座」で行われた映画『真夏のオリオン』の特別試写会で、約80人の地元小・中学生と戦争について語り合った。

映画『真夏のオリオン』写真ギャラリー

 本作は、第2次世界大戦下の日本の潜水艦とアメリカの駆逐艦の壮絶な攻防戦と人間のきずなを描く物語。キャスト陣が、同市にある海上自衛隊関連施設で、第2次大戦や潜水艦について指導を受けるなどした恩返しと、戦時中、多くの艦船が出撃した呉軍港があった同市の子どもたちへ、本作のメッセージを伝える狙いで、試写会が企画された。

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 広島県出身で、今回俳優に初挑戦し、玉木宏演じる主人公の潜水艦艦長の親友の潜水艦艦長を演じた堂珍は「皆さんも何事も最後まであきらめず、夢を持って頑張りましょう」。幹部自衛官役の吉田も「わたしも中学生のとき、実写映画の『はだしのゲン』を観て、戦争の悲惨さを知りました。8月6日(広島原爆の日)・15日(終戦記念日)が何の日かわからない子どもたちが多くなっているので、過去にこの国に戦争があったことを、忘れないように語り継がなければならないと思う。平和の大切さを感じながら、同じ時代を生きていきましょう」と真摯(しんし)に呼びかけた。

 鑑賞後の子どもたちは、「とても悲しいお話でした」(小1女子)、「楽しかったです!」(小1男子)などと、思い思いの感想を口にした。中には「潜水艦で(乗組員たちが)食べるカレーが、とてもおいしそうでした」(中1男子)といった無邪気なコメントも飛び交い、堂珍らは、楽しそうに子どもたちを見つめていた。

映画『真夏のオリオン』は6月13日より全国公開

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