サシャ・バロン・コーエン、『ブルーノ』プレミアで大ハッスル
お騒がせ俳優サシャ・バロン・コーエンの新作映画『ブルーノ』(原題)のプレミアがロンドンで行われ、サシャ率いるゲイの衛兵たちが会場を行進した。イギリスといえば、赤い制服に黒の帽子をかぶった近衛兵のイメージがあるが、サシャの制服はノースリーブの赤いミニベストに黒の革製ホットパンツ、白のベルトと手袋、帽子はファー製で、黒のブーツ姿。同じ姿のマッチョな男性たちをずらりと引き連れて行進するサシャに、観客は大きな声援を送っていた。『ブルーノ』(原題)では、サシャはゲイのオーストリア人ファッション・リポーターという役柄だが、アメリカでは同性愛の権利保護団体から「同性愛嫌いを助長している」と反感も買っている。サシャはそんなことお構いなしの様子で、集まった観客に「ロンドンの皆さん、元気? オーストリアがついに侵略に来たわよ!」と盛り上げた。