『ハリー・ポッターと謎のプリンス』IMAX3D版で映像革命を体感!
15日より日米同時公開される映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の、IMAX3Dバージョンが、日本国内に3館しかないIMAXデジタルシアターで上映されることになり、大きな話題を集めている。
まず注目したいのは、通常の2D映像から3D映像に変換された冒頭の約12分間。ハリーの宿敵であるヴォルデモートに仕える闇の勢力が、猛スピードでロンドン市街を飛び交いながら、巨大な鉄橋を崩壊させるシーンは、思わず自分自身が橋から振り落とされてしまうかのような錯覚を覚えるほどの臨場感がある。また、ハリーとダンブルドア校長が暗がりの部屋で、今回初登場となるホラス・スラグホーンと出会う場面では、キャストと背景になる美術セットとの間に奥行き感が生まれ、あたかも同じ部屋にいるような感覚に。
一昔前までは「映像が観客の前に飛び出す」というのが3D映画の売り文句だったが、進化した現在の3D映像は、むしろ立体的な映像の奥行きを表現することで、観客が映像の世界に入り込むというまったく新しいビジュアルを体感できるのが大きな特徴だ。
専用メガネをかけて3D映像を楽しめるのは冒頭の約12分間のみな。しかし、メガネを外してからがIMAXデジタルシアターの本領発揮となる。超鮮明なデジタル映像は、これまで通常のスクリーンで観ていた2D映像とはまったく別モノの美しい質感で、特に『ハリー・ポッター』シリーズのように画面の隅々にまで、謎を解くヒントやディテールが描かれた作品では、その効果は絶大だ。非常にクリアなサウンドは「音を聞く」のではなく、「音に包まれる」と表現するのが適切だろう。
そんな映像と音響、両面で最高レベルのクオリティーを体感できるのはIMAXデジタルシアターならでは。日本では109シネマズ川崎(神奈川県)、菖蒲(埼玉県)、箕面(大阪府)の3館でのみ鑑賞することができる。この夏、未体験の興奮と感動を『ハリー・ポッターと謎のプリンス』IMAX3Dバージョンで味わってみてはいかがだろう? 文字通り魔法のかかったような時間を過ごせるはずだ。
映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は7月15日より全国公開