サタデー・ナイト・ライブの人気コントが映画に!ライアン・フィリップとヴァル・キルマーが出演?
アメリカの長寿バラエティー番組で、コメディアンのための登龍門でもある「サタデー・ナイト・ライブ」の寸劇(スキット)が映画化されることが明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、1980年代の人気テレビドラマ「冒険野郎マクガイバー」をパロディーにした「マクグルーバー」(原題)がレラティビティ・メディアによって映画化されるとのこと。「マクグルーバー」は、マクガイバーの息子という設定のマクグルーバーが、父親と同じく手近なものを使って危機を乗り越えるショート・コントで、コメディアンのウィル・フォートがマクグルーバーを演じ、クリステン・ウィグがマクグルーバーのアシスタントのヴィッキーを演じている。「冒険野郎マクガイバー」でマクガイバーを演じたリチャード・ディーン・アンダーソンもゲスト出演するほどの人気コントで、今年のスーパーボウルではペプシのCMとしてマクグルーバーが登場する新作コントが発表され話題になった。映画版では、ウィルとクリステンが引き続きマクグルーバーとアシスタントを演じ、ライアン・フィリップとヴァル・キルマーが出演交渉中とのことだ。出演が決まれば、ライアンは嫌々ながらマクグルーバーとコンビを組む陸軍士官を演じ、ヴァルは悪役カンスを演じる。ストーリーは、マクグルーバーの生みの親であるヨーマ・タッコンとジョン・ソロモン、ウィルが共同で脚本を手掛け、核弾頭を持つ悪魔のような男カンスに花嫁を殺されたマクグルーバーが国を守るためにも立ち上がる展開になる予定だ。ヨーマがメガホンを取り、「サタデー・ナイト・ライブ」のクリエーターであるローン・マイケルズがプロデュースする。
ニューライン・シネマにより「冒険野郎マクガイバー」の映画版も企画中で、こちらは映画『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』のプロデューサーとして知られるディノ・デ・ラウレンティスの娘ラファエラ・デ・ラウレンティスとディノの妻マーサ・デ・ラウレンティス、テレビシリーズの生みの親であるリー・デヴィッド・ズロトフがプロデュースし、ディノがエグゼクティブプロデューサーとして名を連ねる予定だ。「マクグルーバー」の映画化は急ピッチで進められており、製作が停滞している映画版「冒険野郎マクガイバー」より先に公開される見込みだ。