スティーヴン・ソダーバーグ監督『イギリスから来た男』の続編を企画!リベラーチェの伝記映画も進行
監督する予定だったブラッド・ピット主演の新作映画『マネー・ボール』(原題)が撮影開始3日前に製作中止が決まり、今月に入り同作の監督を降板したスティーヴン・ソダーバーグ。スティーヴン監督の妻であり、元モデルでジャーナリストのジュールズ・アズナーが監督の新しい企画について明かした。
ジュールズがコメディアンで司会者としても知られるアダム・カローラのポッドキャストに登場し、スティーヴン監督が1999年の映画『イギリスから来た男』の続編を企画していることを明かした。アダムとスティーヴン監督について話し出したジュールズは、「わたしは『オーシャンズ11』『オーシャンズ12』そして『イギリスから来た男』が好きよ」と言い、「彼(スティーヴン監督)は、『イギリスから来た男』の続編を製作したいと考えているわ。(主演の)テレンス・スタンプも続編を作りたいと言っているわ。テレンスとマイケル・キートンよ」と『イギリスから来た男』の続編企画が進んでいることを明かした。
『イギリスから来た男』は、事故死した娘の死の真相を知るためにイギリスからロサンゼルスへやってきた初老の男ライミーによる追跡劇を描くハードボイルド・サスペンスで、テレンスがライミーを演じた。マイケルは『イギリスから来た男』には出演してなく、なぜジュールズが彼の名前を出したのか詳しく語られていないが、すでに続編の製作がある程度進んでいて、出演者としてマイケルにオファーを出しているのかもしれない。
『マネー・ボール』(原題)の監督を降板したスティーヴン監督は、以前から企画されていたリベラーチェの伝記映画に着手する見込みだ。1950年代に派手なコスチュームプレイで人気を博したピアニストのリベラーチェ役にマイケル・ダグラスが候補に挙がっており、リベラーチェの恋人だった男性スコット・ソーソン役にマット・デイモンが挙がっている。