ゲーム「悪魔城ドラキュラ」の映画版の監督に『ソウ』のジェームズ・ワンが決定
1986年に、ファミコン用ソフトとしてコナミから発売されたアクションゲーム「悪魔城ドラキュラ」の実写映画版の監督が決まったようだ。
映画サイトBloody Disgustingが伝えたところによると、実写映画版「悪魔城ドラキュラ」の監督に、映画『ソウ』シリーズのジェームズ・ワンが決まったとのこと。ジェームズ監督といえば、低予算で製作された監督デビュー映画『ソウ』がサンダンス映画祭で熱狂的支持を得て大ヒット、その後シリーズ6作品が製作され、最新作『SAW6』(原題)の新しいポスターがサンディエゴで開催されているコミコン・インターナショナルで公開され、ライオン・ゲート・フィルムズがシリーズ7作目の製作を発表したばかりだ。
ジェームズ監督は「わたしはこの映画化企画に参加したばかりで、まだやることがたくさんあって製作は初期段階だが、プロデューサーたちはわたしのビジョンを気に入ってくれているよ」と同サイトに対して語った。相次ぐ監督の降板劇や、プロジェクトの一時中止などで製作が危ぶまれていた実写映画版「悪魔城ドラキュラ」だが、ジェームズ監督は原作のゲームで登場するムチを武器にしないことが不評だったオリジナルの脚本を書き直し、コナミも新しい脚本にとても喜んでいるそうだ。「悪魔城ドラキュラ」は東欧を舞台に日本人の鋭い感性が描いたドラキュラ伝説と表現するジェームズ監督は、日本文化や原作ゲームに対してかなり愛着があるようで、原作を尊重した実写映画化作品になりそうだ。
ゲーム「悪魔城ドラキュラ」は、復活したドラキュラ伯爵を倒すためにヴァンパイアハンターの主人公がモンスターを倒しながらドラキュラ城内を進んでいくアクションゲームだ。ゴシックホラー調のグラフィックと音楽で独自の世界観を作り出した名作ゲームである。
悪魔城ドラキュラ総合公式サイト:http://www.konami.jp/gs/game/dracula/