夏川結衣、ナース姿で大人の魅力全開!恥らいで…「プッ」?
29日、医療現場のタブーに深く切り込む話題の映画『孤高のメス』の撮影報告会見が東映・東京撮影所で行われ、堤真一、夏川結衣、吉沢悠、平田満、中越典子、生瀬勝久、そして成島出監督が出席。現在、同スタジオで撮影の真っただ中とあって、キャスト陣は全員、劇中衣装のままで登場した。
看護師を演じる夏川は大人の魅力全開のナース姿で会見に臨み、撮影前に役作りの参考に実際の手術現場を見学したとコメント。「まず(現場の)においに驚きました」と生々しい様子を振り返ったが、この貴重な経験が今回の演技に生かされそうだと真剣な口調で語っていた。しかし、会見終了間際、取材陣から自らのナース姿について感想を求められると、照れたのか思わずプッと吹き出し、隣に立つ堤の肩をたたく一幕もあった。
一方、堤も役作りのために肝臓がんの摘出手術に立ち会ったそうで、「今まで映画やドラマで観てきた手術室の雰囲気が、いかに作られたものかよくわかった」と本物ならではの臨場感に圧倒された様子。今回演じる天才外科医に対して、決意を新たにしていた。
『孤高のメス』は、現役医師でもある作家・大鐘稔彦氏の実体験に基づいた同名ベストセラーの映画化。生体肝移植を題材にして、人命を救うために尽力する主人公の天才外科医・当麻(堤)と周囲の人々の姿をドラマチックに描いている。7月5日に撮影が始まり、現在11月のクランクアップを目指している。
映画『孤高のメス』は2010年夏、全国公開