故ブルース・リーが演じた『グリーン・ホーネット』のカトー役はジェイ・チョウに決定!
1960年代の人気テレビシリーズを実写映画化する映画『グリーン・ホーネット』(原題)のカトー役が決まった。映画『カンフー・ダンク!』でバスケットボール・チームで活躍するカンフーの使い手を演じたジェイ・チョウが、故ブルース・リーが演じたカトーを演じるとコロンビア・ピクチャーズが正式に発表した。
台湾、香港をはじめアジアで絶大な人気を誇るスーパースターであるジェイ・チョウがカトー役に決まったのは、ジェイのコメディセンスと主演を務めるセス・ローゲンとの相性のようで、監督を務めるミシェル・ゴンドリーは「ジェイは、ものすごくユニークでチャーミングなんだ。そして、野犬のように戦うことができるんだ。(主人公のグリーン・ホーネットを演じる)セスの隣にジェイが並ぶと、彼らはとても素晴らしい相性なんだ。映画は最高の作品になるはずさ!」とコメントし、ジェイにベタぼれの様子だ。ジェイ・チョウは、香港が生んだ偉大なスーパースターであるブルース・リーが演じたキャラクターを演じることについて、「ブルース・リーを有名にしたカトーを演じることは、わたしにとって圧倒されるほどの経験です。わたしはブルース・リーのカトーを演じようとするのではなく、わたし自身の解釈によるカトーを演じたいと考えています。もちろん、カトーはわたしの理想の役柄です。カトー役にチャレンジするのは楽しみです」と話した。
実写映画版『グリーン・ホーネット』(原題)には、ヒロインにキャメロン・ディアス、悪役にニコラス・ケイジの出演が予定されており、映画『ブレードランナー』やテレビ「バトルスター ギャラクティカ」のエドワード・ジェームズ・オルモスも共演することが決まっている。本作は2010年7月9日に全米公開を予定している。