1987年の青春映画『ダーティ・ダンシング』リメイクか?
1980年代の青春ダンスムービーの代表ともいえる『ダーティ・ダンシング』がリメイクされるかもしれない。プロダクション・ウィークリー紙のTwitter版が伝えたところによると、ライオンズゲイトが『ダーティ・ダンシング』のリメイクを企画しているとのこと。リメイク版の脚本は、『アップタウン・ガールズ』のジュリア・ダールが手掛ける。映画制作会社ライオンズゲイトといえば、近年ではホラー映画『ソウ』が大ヒットしており、先月シリーズ7作目の製作が発表されたばかりである。
『ダーティ・ダンシング』は、全編1960年代のヒットナンバーをちりばめ少女とダンサーのひと夏の恋を描く青春映画で、2004年には続編という位置づけの『ダンシング・ハバナ』がディエゴ・ルナ主演で製作されたが、前作がアメリカ国内で社会現象にまでなった大ヒットに対して残念な興行成績で終わってしまっている。『ダーティ・ダンシング』はミュージカル化もされており、2004年にオーストラリアで初演されて以降大ヒットしており、イギリス、カナダ、アメリカでも上演されている。ライオンズゲイトがどのようなリメイク版を製作するのかわからないが、オリジナルの主演スターであり、現在すい臓ガンで闘病中のパトリック・スウェイジを落胆させるような映画にはしないでもらいたいものだ。