溝端淳平と木南晴夏が恋人同士、高知よさこいを舞台にした青春映画『君が踊る、夏』製作決定!
高知よさこいを舞台にした映画『君が踊る、夏』の製作が決定し、溝端淳平と木南晴夏が恋人同士を演じることがわかった。
主人公は溝端淳平演じる高知市に住む寺本新平と木南晴夏演じるその彼女の野上香織、そして香織の妹で大森絢音演じるさくら。新平はプロのカメラマンとして成功する夢を胸に東京で修業に励む。だが、一緒に上京する約束をしていた香織は、上京の直前に、妹のさくらが不治の病にかかっていることが判明、東京行きを断念する。そして5年、医師から余命わずかと告げられたさくらは「死ぬ前によさこいを踊りたい」と胸に秘めていた夢を語る。高知県を舞台に、夢をかなえようとする若者たちと、それを見守る人々、そして日本最大級の祭典・よさこい祭に情熱を傾ける人々の感動作だ。
主演の溝端は、実際によさこいを見学し、「8月10日、11日に高知に行って、よさこい祭を見させていただきました。自分が想像していた以上に皆さんの熱意が凄くて圧倒されました。よさこいのほんの一部しか見ていない僕がいうのは失礼かも知れませんが、皆さんそれぞれがどういう気持ちで伝統を守りながらよさこいに取り組まれているのかが伝わってきたし、なにより驚いたのが真夏の炎天下の中、全員が笑顔で踊られていたこと。今回、よさこいを題材にした映画をやらせてもらうことを誇りに思いながら、高知の伝統を、笑顔を、全国の皆さんに届けられる作品になるように精いっぱい頑張ります。よろしくお願いします」とその迫力を映画で伝えたいと語った。
一方ヒロインの木南晴夏も「ぴったりと息の合ったよさこいを見たとき、これだ! これを伝えなければ! と強く自分の胸にたたき込みました。高知のみなさんをはじめ たくさんのみなさんに、胸を張っておすすめできる最高の映画にしたいです」とよさこいを実際に見た上で、映画に対する意気込みを語った。
本作は本番の「よさこい祭」の実景を撮影済み。撮影は、9月下旬にクランクイン、11月上旬クランクアップの予定。来年秋の公開を予定している。高知での撮影は全体の4分の3を占め、10月上旬から下旬にかけて、市内で実施される。その中で、よさこい祭の再現も予定されている。