『キャリー』の娘が歌手デビュー!来日も決定したスカイラー・フィスクを直撃!
映画『キャリー』などで知られるオスカー女優シシー・スペイセクの娘で、シンガーソングライターのスカイラー・フィスクに話を聞くことができた。彼女のデビュー・アルバム「ザ・グッド・スタッフ」は9月2日より日本でも発売され、来日も決定している。
歌手活動のみならず、子どものころから映画に出演していた経験を持つスカイラー。オスカー女優である母の影響はあったのだろうか?「子どものころの夢は女優(笑)。よく母親の撮影現場に行っては、女優になるって宣言していたらしいの。学校の演劇や舞台劇なんかにも参加したし、11歳のときにはオーディションを受けて、映画にも出演したのよ」とかなりの影響を受けていたことがうかがえる。
では、いつごろ歌手になろうと思ったのか。「歌うことはずっと好きだったの! 自分の人生の中で、一番情熱の持てるものなの。自分で作曲し始めたのは14歳。19歳になって初めて真剣に歌手活動に取り組み始めて、21歳のときにプロになりたいと思ったの」とこれまでの経緯を語る。ちなみにコラボしてみたいアーティストは、レスリー・ファイスト、パティ・グリフィン、デイヴ・マシューズ、キース・アーバン、トム・ぺティ、ベン・ハーパーなど数え切れないほどいるようだ。
アルバムと同名の曲「ザ・グッド・スタッフ」は、聴いているとどこか晴れた日のカリフォルニアを想像させ、ポジティブな気分にさせてくれる。「最初は故郷への恋しさを表現しようと思ったんだけど、自分のいる場所がどれだけ素晴らしいのか気付いたときに、悪いことより、良いことに集中しなければいけないと思って完成させたの。小さなことでも感謝の気持ちを持つべきだって思って作詞したのよ」と制作秘話を語る。
今回の来日については「日本でやりたいことをリストアップしている最中なんだけど、来日のスケジュール内にそれができるかどうか……。日本での様子については、後でビデオをオフィシャルサイトで公開するつもり! ぜひ見てくださいね!」と興奮気味に語る、スカイラー。果たして日本でのブレイクはあるだろうか? アルバム発売と来日ツアーが楽しみだ。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)