『バイオハザード』のポール・W・S・アンダーソン監督、「三銃士」を3D映画化
大ヒット映画『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が有名古典を3D映画化することが明らかになった。ハリウッド・レポーター紙のブログ版が伝えたところによると、ポール監督がアレクサンドル・デュマの古典小説「三銃士」を3D映画として実写映画化するとのこと。「三銃士」は、これまでに何度も映画化、アニメ化されてきたが3D映画として製作されるのは今回が初めてだ。ポール監督は『ブリジット・ジョーンズの日記』のアンドリュー・デイヴィスと共に脚本を手掛け、目を見張るほどのアクションとロマンス、冒険に富んだ映画として製作する。実は、ポール監督と脚本家のアンドリューはイギリスのウォーリック大学時代に生徒と教員という関係でお互いをよく知っているそうだ。撮影は来年からフランスとドイツで行われる見込みで、2011年の全米公開を予定している。
古典「三銃士」を題材にした映画は、ジーン・ケリーとラナ・ターナーが共演した1948年版や1973年のリチャード・レスター監督版が有名であるが、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが映画化した1993年版『三銃士』にはチャーリー・シーン、キーファー・サザーランド、クリス・オドネルが主演し、ロッド・スチュワート、スティング、ブライアン・アダムスという豪華な3人のアーティストが歌った「All For Love」が主題歌として大ヒットした。