はるな愛、大西賢示に男返りしたアフレコ収録は予想外の1発OK?
タレントのはるな愛が15日、都内スタジオで映画『ファイナル・デッドサーキット 3D』の日本語吹き替え版公開アフレコに臨み、野太い声で男返りした。
はるなが本作で務めるのは、主人公であるニックの予知夢のおかげで惨劇から逃れる、荒々しい男アンディ。ニック役の田中直樹、サマンサ役のたくませいこと共に公開アフレコに臨んだはるなは「よろしくお願いしま~す」とかわいらしくあいさつするも、アンディになった瞬間に豹変(ひょうへん)した。
ニックと言い争いになるシーンでは「何すんじゃい、このクソガキ! コラァ!」と野太い声で乱暴なセリフを吐き捨て、本来の大西賢示に男返り。それを隣で見ていた田中は口をあんぐりと開き、その迫力とギャップに驚きを隠せない様子だった。テイクを重ねていくうちにはるなのテンションはうなぎ上りで、台本を何度も太ももに叩きつけ、じだんだを踏みながらアフレコする姿はホラー映画さながら。ついには田中から「うるさいよ、お前うるさいよ! 何なんだよ!」とアドリブで突っ込まれ「イヤだもぉ! (セリフ)噛んじゃった」と吹き出した鼻水をティッシュで拭いていた。
その後の囲み会見ではリポーターから「大西さん」と呼ばれ「言うよね~!」と返したはるなだったが、実際の収録では「自分なりに役づくりをして挑んだんですけど、まさかの1発OK」だったことを明かし、「やっているうちにどんどんオッサンの気持ちがわかって、こっちの方が楽なのかな」と本音をぼそり。さらに「映像が恐くって、最後まで観られないと思ったんだけど、観ているうちに慣れちゃって、本当は怖がりキャラではないのかな?」とコメントすると、すかさず田中から「皆わかってると思うけど」と突っ込まれ「イヤだ~! 怖くありたい!」と絶叫していた。
映画『ファイナル・デッドサーキット 3D』は10月17日より新宿ピカデリーほかにて全国公開