『パイレーツ・オブ・カリビアン4』の正式タイトルが決定!全米公開は2011年の夏
ジョニー・デップの続投が決まっている大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ4作目のタイトルが正式に発表された。
カリフォルニア州アナハイムで開催されているディズニーファンのための博覧会「D23 ディズニー・ファン・エキスポ」において、シリーズ4作目のタイトルは『パイレーツ・オブ・カリビアン4:オン・ストレンジャー・タイズ(Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides)』(原題)であることが明らかにされ、真っ暗な海を背景にした題字のアートワークも発表された。サブタイトルを直訳すると「奇妙な潮流」といったところだが、一部報道ではアメリカの小説家ティム・パワーズが1987年に発表した伝奇小説「幻影の航海(原題:On Stranger Tides)」を基にストーリーが構成されるのではといわれており、タイトルも小説を参考にしているのかもしれない。同小説は以前から『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界観の基となっているのではといわれており、18世紀のカリブ海を舞台に、父親の遺産を奪われた青年が海賊と共に不老不死の泉を探しに行く物語で、小説には黒髭エドワード・ティーチなど実在の海賊たちが登場している。シリーズ4作目のストーリーは、シリーズ3作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の最後でジェフリー・ラッシュ演じるキャプテン・バルボッサがジョニー演じるキャプテン・ジャック・スパロウを置いて「若返りの泉」を探しに出掛けたが、シリーズ4作目ではバルボッサとスパロウが一緒に「若返りの泉」を探すストーリーになる予定だ。
期待のシリーズ4作目『パイレーツ・オブ・カリビアン4:オン・ストレンジャー・タイズ』(原題)の全米公開は2011年の夏であることも発表され、撮影は来年の4月か5月頃から開始されるものと思われる。ジェリー・ブラッカイマーが引き続きプロデュースし、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がゴア・ヴァービンスキーに代わってメガホンを取る予定だ。