北島康介が「ONE PIECE」の声優挑戦!収録後の気持ちは「何も言えない」
17日、東京テレビセンターで、映画『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』公開アフレコが行われ、2大会連続オリンピック金メダリストの北島康介選手が映画声優に初チャレンジした。
北島が吹替えを担当したのは、魚人族の海賊キタジマ。ルフィたちに立ち向かうために召集された数千の海賊の一人で、本作のために作られたオリジナルキャラクターである。
大の漫画好きを公言する北島自身が「ONE PIECE」の大ファンだということで実現した今回の声優参加。マスコミに公開されたのは、主人公のルフィに向かって大きくわめくというシーン。境宗久監督の「もっと大きな声で、50メートルプールの向こうの人間を威嚇するような感じでお願いします」や、「オリンピックのレースの前のように、緊張感を高めてください」といった指示に「うまいことを言いますね」と感心しつつも、指示通りに演じる北島の声優ぶりはなかなか。
収録後に報道陣から「今の気持ちは何も言えねぇ~感じですか?」と問いかけられた北島は、「何も言えない感じです。しゃべっていますけど(笑)」と収録の緊張から解放されたこともあってか、リラックスモードで返答。しかし「チョー気持ちいいですか?」との質問には「それはちょっと古いですね」とさすがに切り返していた。これを機に声優北島の誕生かと思われたが、「もう十分。お腹いっぱいという感じです。今日はこの時間を大切にして帰ります。できあがったら友だちに自慢します!」と今回が特別であることを強調していた。
本作は「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気マンガをアニメ化した大ヒットシリーズ。映画10本目を記念して、初めて原作者の尾田栄一郎自身が映画のストーリーを完全描き下ろししたことで話題となっている。
映画『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』は12月12日より全国東映系にて全国公開