エマ・ワトソン、フェアトレード・ファッションで貧困問題に協力
エマ・ワトソンが、フェアトレードのブランド「ピープル・ツリー」とタッグを組んで自身のファッション・コレクションを発表することになった。このブランドは、アフリカやアジア、中南米などの貧しい小規模生産者に対し公正な価格を支払うことでその自立を援助するフェアトレード方針を取っている。ルイ・ヴィトンやバーバリーなど高級ブランドのモデルも務めてきたエマだが、テレグラフ紙(電子版)によると、エマは「貧困を救う道具としてファッションを使うというアイデアは素晴らしいと思ったし、これなら何かを変えるための助けになれるって思ったの。私のような若者の多くが、ファストファッションのような手ごろな価格の洋服が持つ人道問題や環境問題に対して高い意識を持ち始めていて、いい選択をしようと考えている。でも実際に何かできる機会は少ないわ」と語っている。実はエマの前にも、「ハリー・ポッター」シリーズでジニー・ウィーズリーを演じたボニー・ライトが同様に活動を起こしており、今年初めにはファッション・ブランド「メイド・バイ」とコラボ。ボニーは「洋服の生産に関して巻き起こる社会的問題や環境問題は、わたしにとってとても大きな関心事なの。(このコラボレーションによって)スタイルを提供しようとしているわけじゃなく、自分が気持ちいいと思えるものを着ているだけ」と語っていた。