井上真央、イケメン岡田将生を調教するためにくわだてた作戦とは?
漫画家・青木琴美のベストセラーコミックを映像化した映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』で、運命に翻弄(ほんろう)される恋人同士を熱演した井上真央と岡田将生が、初共演で苦労したことやお互いの好きなところなど、率直な気持ちを明かしてくれた。
本作で、二十歳まで生きられないと宣告された少年・逞を演じた岡田と、彼をひたむきに励まし続ける幼なじみの繭にふんした井上。今回が映画初共演でありながら、心から愛し合う主人公たちの気持ちをリアルに表現した二人。さぞかし意気投合して撮影に臨んだのかと思いきや、実は二人とも人見知りで、仲良くなるまでにかなり時間がかかったそうだ。
特に井上は、「初めて岡田くんと会ったときは、近づいたら壊れてしまいそうで困りました」と岡田のナイーブな性格に困惑したことを告白。とはいえ、距離が近づかないと幼なじみの親密さを表現できない。そこで、年上の自分から歩み寄っていこうと決心した井上は、休憩中もひたすら話し掛けることで岡田の心を開く作戦を決行。その結果、「固い心の扉を持った人でも、頑張れば開けることができるんだと自信がつきました」と作戦の成功に大満足の様子。一方の岡田は、「井上さんが僕のことを追究し過ぎるので弱りました」と苦笑いしつつも、「いつの間にか自分をさらけ出していて、まるで犬のように井上さんになついちゃいました(笑)」と井上にまんまと調教されたことを楽しそうに語った。
そんな二人に、お互いの好きなところを聞いてみると、岡田は、「井上さんのしぐさがかわいい! 特におでこを出しているときがかわいいんです!」とキュートな井上との共演でテンションが上がってしまったことを激白。そして井上は、「彼の強がってしまうところとか、女の子から見てキュンとなってしまう部分が映画の役柄とかぶっているような気がします」と本作に岡田の素の魅力がたっぷり詰まっていることをアピールした。
インタビュー中も和やかな雰囲気だった井上と岡田。映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』を観れば、二人の仲むつまじい様子がスクリーンから伝わってくる。タイムリミットがあると知りながらも、希望を捨てずに精一杯愛し合う逞と繭の切ない初恋の行方を、ぜひともその目で確認してほしい。
映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』は10月24日より全国東宝系にて全国公開