小西真奈美、ひざ上10センチのミニからナマ美脚を披露!初の母親役で優しい表情
26日、映画『のんちゃんのり弁』の初日舞台あいさつが有楽町スバル座で行われ、緒方明監督と主演の小西真奈美をはじめ、岡田義徳、村上淳、佐々木りお、山口紗弥加らが登壇した。
ひざ上10センチほどのミニワンピース姿で美脚を披露した小西。お弁当が主役の映画だけに「ご飯に振り回された撮影でしたね」と裏話を語った。炊き上がって炊飯器を開けるとき、湯気が多過ぎても少な過ぎてもNG。「ちょうどよく炊けても、わたしのしゃもじの入れ方が悪いとその場でNG。また30分、ご飯が炊けるのを待たなければならないんです。そんなとき、誰もわたしを責めないんですが、いやーな雰囲気が周囲に漂うんですよ」と笑いながら苦労談を話した。
小西が映画で母親役を演じたのは本作が初めて。愛娘役の佐々木を見るなり、「久々に会ってうれしくて、抱きしめたくなりました。大きくなったし、ちゃんと歯も生えたしね」と優しい母の顔でほほ笑んだ。佐々木は本作で幼稚園児を演じたが、撮影当時は前歯が抜けていたため、さし歯をして役に挑んだという。ラストシーンでは、監督のアイデアで、さし歯を抜き、成長の跡を見せたそうだ。「すごいでしょ。楢山節考の坂本スミ子みたいでしょ」という監督の言葉に会場がドッと沸いた。撮影で、小西がつくったお弁当を食べたという佐々木は「とてもおいしくて、甘酸っぱい味がしました」とかわいい感想を話していた。
「モーニング」誌で連載された入江喜和の同作漫画を映画化。ダメ亭主(岡田)に愛想をつかした小巻(小西)は、娘・のんちゃん(佐々木)を連れて実家に出戻り就職活動を始めるが、なかなか仕事が見つからない。そんな小巻の唯一の特技はお弁当作り。そこで、「安くておいしいお弁当屋をオープンしよう」と奮闘する小巻の姿を描くハートフルムービー。
映画『のんちゃんのり弁』は有楽町スバル座ほかにて全国公開中