北川景子、着物姿でつつましくするも男っぽい姿を暴露され面目なし!
8日、東京の帝国ホテルで映画『花のあと』の完成報告会見が行われ、出演者の北川景子、柄本明、國村隼、中西健二監督らが登壇した。
舞台横には、北海道から特別に取り寄せた紅葉を使用した“紅葉カーペット”が設置され、そこに鮮やかな色彩の着物に身を包んだ北川が登場すると、会場は一気に華やかな雰囲気に包まれた。
本作への出演について「役者をやる前から藤沢周平作品は大好きで、ファンの多い藤沢作品にプレッシャーがありました」と切り出した北川は、「役者なら誰もがあこがれる藤沢作品ですが、女性が主人公の作品がほかにあまりないということで、そういう作品に選んでいただいたことを誇りに思っております」とつつましく語った。また本作は北川にとって時代劇初挑戦となったのだが「とにかく所作(演技指導)の先生が厳しくて、同じことをこれ以上言わせるんだったら役者を辞めろと言われて、練習中に泣いてしまった」と厳しい撮影の日々を振り返った。
しかしその厳しい指導が功を奏したのか、北川の父親を演じる國村は「凛(りん)としたたたずまいだけでなく、匂い出すような女性としての色気をちゃんと持ってる」と絶賛。しかしすぐに「今日はちゃんと人前に出るような格好をしていますけど、普段は仕事が終わると誰だっけ? というくらいサバサバして、男っぽい」とオフの北川の姿を暴露。せっかく着物を着てしとやかにしていた北川は「内緒にしてたのに!」と形無しだった。
『花のあと』は藤沢の短編小説を映画化した時代劇。卑劣なわなに落ちた若い武士にほのかな恋心を抱いていた娘が敵討ちを果たす姿を描く。
映画『花のあと』は2010年3月13日より全国公開予定