リチャード・プライヤーを演じるのはエディ・マーフィではなくG.I.ジョーのリップコード?
偉大なコメディアンとして、2005年に亡くなった後も高く評価されているリチャード・プライヤーの伝記映画の主演スターが変更されそうだ。エンターテイメント・ウィークリー誌のブログ版が伝えたところによると、マーロン・ウェイアンズがプライヤー役として出演交渉中とのこと。プライヤーの伝記映画は、今年3月の時点ではエディ・マーフィが主演に決まっていたが、当初映画を製作する予定だったパラマウント・ピクチャーズと揉めたために降板している。現在、映画はソニー・ピクチャーズとアダム・サンドラーが主宰する制作会社ハッピー・マディソンが製作することになっており、映画『ドリームガールズ』のビル・コンドン監督が自らの脚本のもとメガホンを取る。
マーロンは、パロディーコメディー映画『最終絶叫計画』シリーズや映画『G.I.ジョー』のリップコード役でコメディアンとしての活躍が目立つが、ダーレン・アロノフスキー監督映画『レクイエム・フォー・ドリーム』ではシリアスな演技を披露しており、今回のプライヤー役のための13分間のスクリーンテストでマーロンは「プライヤーに変身した」と評価されるほど素晴らしい演技力を発揮したようだ。本伝記映画では、プライヤーが晩年までアルコールと薬物中毒に苦しみ続けていた暗い部分も描かれる予定で、高い演技力が要求される難役になりそうだ。