スザンヌ、初主演映画にプレッシャー!…もNGシーンをアドリブとごまかすしたたかさも?
1日、東京・渋谷の渋谷シアターTSUTAYAで映画『いぬばか』の完成披露プレミア上映会が開催され、主演のスザンヌ、徳山秀典、岡田亮輔、相沢まき、前田健、原口あきまさ、そしてヨリコジュン監督が舞台あいさつを行った。
今作で熊本から上京し、ペットショップの店員として奮闘する犬好きのヒロインを好演したスザンヌ。普段はおバカキャラとして大活躍だが、さすがに映画初主演にはプレッシャーを感じたそうで、「この撮影、一生終わらないかも……」と約1か月間の撮影が不安の連続だったと告白。しかし、明らかにNGなシーンも「今のはアドリブですけど、って顔してごまかした」と意外に(?)したたかな一面をのぞかせ、今後の女優業に関しては、「ガムをくちゃくちゃ噛んで、(車の)カギをくるくる回して、アメ車を乗り回すロックンローラーみたいな役が演じたいです」とかなりワイルドな野望も披露した。
舞台あいさつの途中には、映画で共演した犬のるぱん君(ミックス・5才)がサプライズ登場。「やっぱり、るぱん君と仲良くなるのが一番大変でしたね。でも触れ合うことでお互い、信頼関係が生まれてくるんだな……って身に感じた(笑)、じゃなくて身にしみて感じました」と今作で得た共演者、るぱん君とのきずなに、感慨ひとしおのスザンヌだった。
『いぬばか』は桜木雪弥著の同名人気コミックの映画化。“ばか”が付くほど犬が好きなペットショップ店員の主人公(スザンヌ)が、犬たちと真摯(しんし)に向き合い、彼らときずなを結んでいく姿を描いたハートウォーミングな内容。総勢100匹を超える犬が登場する、犬好き必見作だ。
映画『いぬばか』は11月21日より渋谷シアターTSUTAYAほか全国順次公開