レクター博士が最高神オーディン?アンソニー・ホプキンスが『ソー』へ出演交渉中
映画『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』のハンニバル・レクターとして知られるアンソニー・ホプキンスが、全知全能の神オーディンを演じるかもしれない。
ハリウッド・レポーター紙のブログ版が伝えたところによると、アンソニーがスーパーヒーロー映画『ソー』(原題)への出演交渉中とのこと。同作は、マーベルの人気コミック「マイティ・ソー」を実写映画化するもので、監督はアンソニーと同じイギリス出身で、ロンドンの王立演劇学校(RADA)の卒業生であるケネス・ブラナーがメガホンを取る。ストーリーは、オーディンと女神ジョオドの息子として生まれたソーだが、強大なパワーを持つがゆえに傲慢な態度を取り、謙虚さを学ぶために障害を持つ人間に転生させられてしまう。転生したソーは普段は非力な人間だが、魔法のハンマー「ムジョルニア」を使ってヒーロー・ソーに変身して悪と戦うファンタジー要素を持つアクションで、ソーは北欧神話の神トール(Thor)の英語読みである。大ヒット映画『スター・トレック』の若手俳優クリス・ヘムズワースがソー役に、ナタリー・ポートマンがヒロインのジェーン・フォスター役で出演することが決まっており、トム・ヒドルストン、ジェイミー・アレクサンダーが共演し、漫画家のスタン・リーがカメオ出演する。先日、ロバート・デ・ニーロとジュード・ロウが本作へ出演するうわさが流れ、ロバートがオーディンを演じるのではと期待されていたが、アンソニーが交渉中とのことでロバートの出演はなくなったのだろう。