ヒラリー・スワンク、飛行機の操縦は子どもに戻った気分
新作映画『アメリア』(原題)で、有名な女性飛行家アメリア・エアーハートを演じるヒラリー・スワンクが、役作りのために飛行レッスンを受けた体験は子ども時代に戻った気分だったと語った。
「初めて操縦かんを握ったときはすごい高揚感だったわ。ある程度の年齢になると初体験できるものが少なくなるでしょう。だから飛行機の操縦レッスンは、子どものころに初めて自転車に乗ったり、本を読んだりしたときのようなワクワクした気持ちになったの」とヒラリーは語る。
残念ながら、今回は映画会社の上層部から正式なパイロットのライセンス取得は禁止されたらしいが、将来的には取得したいと思っているという。「ライセンスを取って、自分の力で空を飛びたい。19時間飛行したけど、撮影の時は飛行させてもらえなかった。地上走行だけ。でも、いつかはきちんと最後までやり遂げたい。ただ、飛行機の操縦には計算が必要だというのは考えていなかったの。学生時代に戻って微積分学をやっているような気分だったわ。普段は汗をかかないのに、飛んでいるときは背中がビショビショになるわ。すごい集中力」と語り、飛行機を操縦したことがあるという程度ではなく、きちんとしたパイロットになりたいと考えているようだ。
また、プロモーションのために世界中を飛び回っているヒラリーを見て、飛行機のキャビン・アテンダントたちは苦笑したらしい。「わたしがあまりにも飛行機に乗っているものだから笑われたわ。彼女たちがわたしほど飛行機に乗ると違法なんですって」とキャビン・アテンダントよりもフライト時間が長いことを語った。(BANG Media International)