松村邦洋、山口県知事に立候補!?バックアップするのは、なんと鳩山首相夫人?
11日、東京・千代田区の科学技術館サイエンスホールでアニメ映画『マイマイ新子と千年の魔法』のプレミア試写会が開催され、声優を務める福田麻由子、本上まなみ、片渕須直監督が舞台あいさつに登壇。主人公の新子が、アニメキャラクターとしては異例の「山口ふるさと特別大使」に任命されたことにちなみ、すでに「山口ふるさと大使」を務めているタレントで、山口県出身の松村邦洋がサプライズ登場したほか、鳩山幸・首相夫人が花束贈呈のため、急きょ会場に駆けつけた。
若干場違い感もあった松村のサプライズ登場だったが、モノマネを交えながら、山口県の良さをアピールし、山口ふるさと大使としての役割をしっかりこなす姿に、最初は苦笑気味だった福田や本上も感心しきりの様子。司会者からは「この際、山口県知事に立候補するのはいかがですか?」と話をふられて、松村本人は「政治には関心ない」としながらも、まんざらではない表情だった。
そこにさらなるサプライズゲストとして登場した鳩山夫人は、「選挙応援で山口に行ったことがあるが、皆さん人情に厚くて、自然もとても美しい」と松村に負けじと、山口のいいところを熱弁。しかし、先ほどまで安倍元首相や麻生元首相のモノマネを披露していた松村は、民主党党首夫人の登場に、少々バツの悪そうな顔つきに。「われわれは今、野党(のとう)なので……」と漢字を読み間違える麻生元首相のモノマネで、再び会場の笑いを誘う松村だった。
『マイマイ新子』は芥川賞作家である高樹の自伝的同名小説を原作に、今夏スマッシュヒットを記録した映画『サマーウォーズ』のマッドハウスがアニメ映画化した作品。昭和30年代の山口県を舞台に、想像力豊かな小学3年生のヒロイン新子(福田)と東京からやって来た転校生との交流を描いたノスタルジー感たっぷりな一作。
映画『マイマイ新子と千年の魔法』は11月21日より全国公開