榮倉奈々、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の監督最新作日本語版の声優に!
第82回アカデミー賞長編アニメーション部門賞候補作20本の一つとして、映画『崖の上のポニョ』などと一緒に選ばれたハリウッド製作の3Dアニメ映画『コララインとボタンの魔女 3D』の日本語吹き替え版の声優を女優・榮倉奈々が務めることがわかった。
『コララインとボタンの魔女 3D』は、映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック監督の最新作。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』はティム・バートンが製作、ヘンリー・セリックが監督を務め独特の世界観で世界中に多くのファンを持つミュージカルアニメーション映画。それだけに、ヘンリー・セリック監督の新作には世界中の注目が集まっている。
榮倉は、オリジナル版では天才子役の名をほしいままにしたダコタ・ファニングが声を演じた主役・コララインを演じる。さらに今回が声優初挑戦にして、大作の主演を演じるという大抜擢を受けて榮倉は、「幼いときからアニメーションの作品が大好きで、ビデオを買ってもらっては、すり切れるほど、毎日のように観ていました。そのとき目に映っていたものは、今でも心に残り、そしてわたしの心の中で永遠のあこがれとなっています。わたしに夢を与えてくれた作品たちの、その作り手側になるということ、とてもありがたく幸せに思います。経験がなく、未知の世界ではありますが、わたしもコララインの世界に飛び込んで、ドキドキワクワクしたいと思います」 と真摯な気持ちで、アフレコに臨んでいることを語った。
本作の日本の配給会社は榮倉の起用理由を「少女らしい繊細さと、ヒロインに不可欠な凛とした強さも出せる榮倉さんの声。本作は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のように今後世代を超えて愛されていくだけの力のある作品だと考えるからこそ、主人公コララインを演じていただくには、老若男女問わず広く愛される榮倉さんのキャラクターがぴったりだと考え、お願いいたしました」 と榮倉のイメージと主役のキャラクタがぴったり合致していたことを明かした。
そのほかのキャストとして、コララインを温かく見守り助けるネコ役に劇団ひとり、コララインの母役に戸田恵子と個性派と超ベテランが名を連ねる。
引っ越して来たばかりの家でふてくされていたコララインが、偶然みつけた扉をくぐると別のママとパパが愉快な世界でコララインを待っており、そこからコララインの奇妙な世界での冒険が始まる。アニメーションと、最先端のCGの融合が紡ぎだす誰も見たことのない色鮮やかな3D映像が展開される。
『コララインとボタンの魔女 3D』は、2010年2月、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開