『アバター』で頭がいっぱい!サム・ワーシントン、キーラとのキスよりも武器を持つ方がドキドキ
映画『アバター』で危険なスタントやアクションを楽しんだサム・ワーシントンが、ほかの映画の撮影をつまらなく感じてしまうと語った。「正直言って、キーラ・ナイトレイと映画『ラストナイト』(原題)を撮影している間も銃や剣を持ちたくてウズウズしてた。キーラとのキスシーンでもあんな高揚感は得られなかった」と語る。
また、『アバター』では、下半身不随の元海兵隊員を演じているサムは、運動なんて無意味だと考えているため、クランクイン前に役作りのためのトレーニングは一切しなかったという。「何もしてないよ。僕は、ヨガをやって健康的な食べ物しか食べないっていうタイプの男じゃない。ジムは無意味だと思うから行かない。僕が重いものを持ち上げるのは物を動かすときだけ」とコメントしている。
トレーニングで体を鍛えはしなかったものの、撮影で求められた肉体的要求には喜んで応えたという。「僕は怖いものなしさ。すべてのシーンが大変だったけど、楽しくて解き放たれるようだった。ジム(ジェームズ・キャメロン監督)はとても賢くて、反応するために触覚的なものを与えてくるんだ。木が爆発するシーンがあったんだけど、それに反応する演技をしやすいよう、監督は周囲からウレタンフォームや残骸のようなものを投げつけさせた。ジムが大きなゴムの棒を僕に投げつけて、僕はその反動で吹き飛ばされるんだ。映像を見ると、爆発があって、僕のブルーのエイリアンがスクリーンを横切って吹っ飛んでいくのが見える。すごかったよ。本当に爆破で吹き飛ばされたみたいだった。ジムは、僕がどんなチャレンジにでも立ち向かうから起用したと言っていた。最高に楽しかったよ」とライヴ誌に語っている。(BANG Media International)