NHK設立以来史上初!番組をまとめて劇場で上映!「This is REAL」をオダギリジョーも応援
NHKで放送されたドキュメンタリー番組を「This is REAL ~NHK-BSドキュメンタリー・コレクション~」として来年2月6日~12日に新宿バルト9で上映することがわかった。
NHKの番組をまとめて劇場で上映するのは1926年に日本放送協会が設立されて以来、83年の歴史で初の試み。全部で10作品程度のドキュメンタリー番組が上映される。地上波に比べて視聴機会の少ないBS波で放送された番組の中から、厳選された番組だ。各種放送コンクールで受賞するなど、いずれも、高い評価を得ている。ハイビジョンで撮影された、ボリューム感、臨場感たっぷりの高品質映像が、巨大スクリーンに展開する。
上映予定の番組は、モンゴルの首都ウランバートルで、社会から見捨てられ、マンホールで暮らす子どもたちを追った「マンホール・チルドレン」。アマゾンの最深部、1万年以上にわたり独自の文化・風習を守り続けているヤノマミ族の日常を映す「ヤノマミ ~奥アマゾン・原初の森に生きる~」は放送文化基金賞優秀賞作品。今年5月に亡くなられた棋士・藤沢秀行氏の生き様を描く「無言の遺言 ~棋士藤沢秀行と妻モト~」は、棋聖のタイトルを前人未踏の6連覇するも、私生活では競輪・競馬にのめり込み借金地獄にあえぐ無頼派ぶりとその妻を描き、東京ビデオセンターATP賞グランプリを受賞している。フランスのアーティストのための老人ホーム国立芸術家の家での画家・彫刻家・音楽家を描く、「残照 ~フランス・芸術家の家~」は、ATP賞総務大臣特別賞作品した秀作。これらを含む10本が上映される。
なお、本上映のイメージキャラクターを自らもドキュメンタリー作品を手掛けている、俳優のオダギリジョーが務める。NHKの映像技術は世界的に見てもハイレベル。質の高い内容、ハイクオリティ映像は、観るものを圧倒するに違いない。
「This is REAL ~NHK-BSドキュメンタリー・コレクション~」は、新宿バルト9で2010年2月6日(土)~12日(金)まで上映。