船越英一、深田恭子、『ウルルの森の物語』公開初日!犬のウルルが首元のベル噛み砕くハプニング!
19日、TOHOシネマズ有楽座で映画『ウルルの森の物語』の初日舞台あいさつが行われ、主演の船越英一郎、深田恭子、濱口優(よゐこ)、桑代貴明(子役)、北村沙羅(子役)、長沼誠監督らが登壇した。
本作の真の主人公ともいえるのが、タイトルにもあるウルル。劇中では絶滅したはずのオオカミの赤ちゃんという設定で、撮影にはオオカミを祖先に持つウルフドッグという犬種が起用されている。そんなウルフドッグのウルルが、舞台あいさつにも登場。クリスマスらしく、赤い衣装で首元にはかわいらしいベルをぶら下げていたが、ウルルにとって、ベルはかみ応えのあるおもちゃだったようだ。舞台あいさつ中もガリガリと音を立てながらベルをかみ続け、ついには「バリッ」という音とともにベルをかみ砕いてしまった。
ウルルと共演した桑代は、「撮影中はちっちゃくてバックに入れていたけど。今はかみ殺されそう……」と苦笑しつつも、ウルルが立派な体格に成長したことに驚きとともに喜びを覚えている様子。当のウルルは、かみ砕いたベルを取り上げられると、今度は壇上のカーペットにかじりつくなど少々欲求不満(?)に見えたが、ドッグトレーナーの指示にしっかり耳を傾け、登壇中は一度もほえない利発ぶりを披露。主演の船越も、「とにかく頭がよくて、撮影もスムーズだった」と“共演者”のウルルを絶賛していた。
『ウルルの森の物語』は、雄大な北海道の自然を背景に、幼い兄妹がオオカミの赤ちゃんと出会い、精神的な成長を遂げていく感動物語。2007年に大ヒットした映画『マリと子犬の物語』のスタッフ、キャストが再集結した。
映画『ウルルの森の物語』は全国公開中