急死したブリタニー・マーフィさん、『ハッピー フィート』続編に吹き替え出演予定だった

　12月20日に急逝したブリタニー・マーフィさんが、ジョージ・ミラー監督のアニメーション・ミュージカル映画『ハッピー フィート』の続編へ出演予定だったことが明らかになった。ミラー監督の母国であり、『ハッピー フィート』が製作されたオーストラリアのNews.Comが、来年1月から吹き替え作業が始まる予定の続編『ハッピー フィート2 in 3D』（原題）へブリタニーさんは再び声の出演をする予定で、新年をオーストラリアで過ごすことを楽しみにしていたと伝えた。『ハッピー フィート2 in 3D』へは、グローリア役のブリタニーさんのほかに、主人公マンブル役のイライジャ・ウッド、カリスマ教祖ラブレイス役のロビン・ウィリアムズの再登板が決まっており、「愛にすべてを（Somebody To Love）」を見事な歌声で歌い切ったブリタニーさんのグローリアが続編で見られないのはとても残念でならない。『ハッピー フィート2 in 3D』は、ミラー監督が引き続きメガホンを取り、3DCGアニメーション映画として製作され、全米公開は2011年11月18日を予定している。

　イギリス人脚本家サイモン・モンジャック氏と結婚してから仕事が減っていたブリタニーさん。しかしながら、2010年は『アバンダンド』（原題）や『サムシング・ウィッキド』（原題）といった未公開の作品が公開される予定で、キャリアが復活するのではといわれていた。最後に公の場に登場した12月3日のパーティーでは、「来年には子どもがほしいの！」と子作り宣言をしていたブリタニーさん。公私ともに幸せな未来を夢見ていた彼女が、このような不幸な最期を迎え誰もが心を痛めていることだろう。